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走り出したくなる感覚

※更新日詐称してます。



カゴツルベ
3月21日1部@青山劇場


観に行ってきました。


eighter目線ではなく、一芝居ファン(と言ってもそれほど頻繁に観劇してるわけではありませんが)としての素直な感想になるかと思います。

今回は、章大が主演の舞台を観に行った、というよりはおもしろそうな舞台の主演が安田章大だった、という感じで観たつもりです。




はっきり言って、かなり辛口です。
でも、あたしが感じたそのままです。
読んでから不愉快に感じられても責任を一切とれませんので悪しからず。



 


ベテランの役者さんが脇をがっちり固めてくれていて、その中で座長である章大はのびのびやらせてもらってるな、というのが一番感じたことでした。


西岡徳馬さんを初めとして、鷲尾真知子さん、松澤一之さんがとにかく素晴らしいです!
ゾクゾクしちゃいました!!
個人的には鷲尾さんの迫力がっ!!!
かっこよすぎるーーーーー!!!!!!
基本的には悪役なんだけど、惚れ惚れしました。声の張り方とか着物での立ち姿とか、頭のてっぺんからつま先まで一本ピンっと針が入ってるような、観てるこっちまで背筋が伸びるような緊張感に圧倒されました。
すごいなぁ、、、役者さんってホントすごい。かっこいい。


恵麻ちゃん演じる花魁、八つ橋太夫がいる郭の女将さんが鷲尾さんで、その旦那さんが松澤さんなんですけど、この夫婦の掛け合いが素敵なんです。
何ともいえないあの空気感。雰囲気が絶妙すぎて、あー素晴らしい!


そして西岡さん。
色気があります。これが大人の男の色気かー!
『カゴツルベ』の世界観の核となる部分を担ってたのは西岡さん演じる栄之丞だった気がします。
だからこそ栄之丞が死んだ後、世界は崩壊していく。
八つ橋は生きる糧を、理由をなくし、章大演じる次郎左衛門は全てを失いながら堕ちていくしかない。


あたしが一番印象に残ってるシーンは、栄之丞が死んで、泣き崩れた八つ橋に鷲尾さん(女将)が、冷たく、「大丈夫だね?」と3度繰り返し訊くところです。
だんだんと声が大きくなって、厳しさと冷たさが増してゾクゾクしました。
そして、それに「はいっ」と答える八つ橋の声も、もう「生きる」ことに区切りをつけてしまったんだ、とこちら(観客)に思わせました。

その後、すあま(八つ橋の妹分の花魁)が「こんなのおかしいよ!」と叫ぶ。
たしかに「おかしい」はずなのに、女将や八つ橋の圧倒的な存在感のためか、なんだか虚しいんです。この言葉が。

おかしい、なんてわかってるけど、たしかにまともじゃないかもしれないけど、でも、一体「まとも」って「普通」ってなんだっけ?
そんな世界があったかしら?
そんなものどこにあるの?

吉原っていう閉鎖的で時代的で、狂った世界がこの舞台の中心にあること。
元が狂ってるんですよね、世界自体が。
それゆえに、章大演じる次郎左衛門が「カゴツルベ」にとりつかれて狂気に堕ちていく、っていうのが弱い気がしました。

「狂気」というテーマ、というかモチーフは、フィクションの世界ではよく見るものです。
正直、新鮮さやもの珍しさはない。

章大の狂った表情も、あたしにはそれほど印象的には思えませんでした。
大体、狂気を表すとき、人はあんな目をするけれど、本当に狂った人間はあんな目をするんだろうか?
リアル、じゃないんだよなぁ・・・
リアルに狂った人を見たことはありませんが。

「イっちゃってる」=「狂ってる」ではないと思うのですが。
あの章大の目は、「イっちゃってる」を表す目でした。
観る前から、想像はしていたけど、やっぱりあの目をするんだなぁ、と思った。
厳しいことを率直に言わせてもらえば、興ざめでした。


それでも、『カゴツルベ』という芝居において、狂気にとりつかれた次郎左衛門が吉原に乗り込んで、誰かれ構わず切りつけるというのは見せ場であり、重要なシーンだと思うんです。


けど、あの殺陣はちょっと残念でした。
もっと、見せ方があったんじゃないかなぁ、、、
章大の運動能力、身体能力があれば、もっともっとかっこよくて迫力ある殺陣ができたんじゃないか?って思うんですけど。
素人のたわごとですけど、安田章大に期待していたからこそ、残念だったのです。


ストーリーに関してぐだぐだ言ったって仕方ないとは思いつつ、吉原に乗り込んでいく次郎左衛門の心情も納得しがたい。
八つ橋に捨てられて、彼女を恨んで、憎んで、そんな感情の爆発ならわかるんです。
でも、次郎左衛門は、「八つ橋をあの狂った世界から救い出してやる」という理由で人を斬っていく。
そんなことを考えられる人間が狂ってる、というのもおかしいのでは?
それだけ八つ橋を好きだった、ってことなのかもしれませんが。
最後は愛する、哀れな八つ橋を斬り、自分も冶六(風間くんが演じてる)に斬ってもらう。

八つ橋の心情もわからない。
彼女はどうして次郎左衛門に斬られることを選んだのか。死ねればなんでもよかったのか。

幕が下りるそのとき、舞台上には八つ橋と次郎左衛門が倒れている。
なんとも虚しい。
悲しい、ではなく、切ない、でもなく、ただただ虚しい。


泣ける、という声も多く聞きますけど、あたしは泣けませんでした。
だって、悲しくはないんですもん。





今回、楽しみにしていたことの一つが風間くんの芝居を観れる!ということでした。
やっぱりいいっすねー!彼!!
お市ときゃっきゃっしてるときはかわいいし、章大と並んでると双子みたいでこれまたかわいいし、
ラストの泣きは、ぐっとひきつけられました。
あの冶六の苦しみには泣けたかも。


桃山をやってた女優さんが素敵でした。
どこのシーンだったかは忘れてしまいましたけど、去っていく後姿がとてもかっこよくて、思わず見とれてしまいました。
不幸な女の背中が痛々しくて、でも凛としてて、めっちゃよかったんです。




厳しいことばっかり書いてしまいましたけど、もっともっと出来ると思うからこそです。

章大の芝居、というか章大のシーンで一番印象に残ってるのは、すあまが八つ橋の実の妹だから太夫にするためにお金を出してほしい、という話を持ちかけられて、その話を信じたフリをするんですけど、その後一人になって、「そんなわけないじゃないか」って言うところです。

このシーンは2幕なんですけど、2幕になって次郎左衛門の振る舞い方、立ち姿、表情、声音がガラっと変わるんです。
時の経過をわかりやすく伝えてて、あの雰囲気を全く変えてきた章大は、やるな〜と思いました。

そして、あの自分をあざ笑うかのような言い方。台詞。
ゾクっとしました。



最後にこの記事のタイトルについて。
パンフレットにて演出の毛利さんが語っています。
「観終わった後に、劇場から駅まで走っていきたくなるような芝居を作りたい」
引用ではなくニュアンスなので正確ではありませんが悪しからず。

この言葉にあたしはすごく共感しました。
あたしが観たい!と思う芝居もそういうエネルギーをもてあましてしまうようなものだからです。

しかし、とても残念なことに、あたしはこの作品からはそんなエネルギーを受け取れませんでした。
それはあたしが悪いのかもしれません。
変なところでひねくれてて、まっすぐに物事を受け止められないから、うがった見方ばっかりしてるようなあたしだから・・・

でも、そんなあたしを黙らせるくらいの力がある芝居を観たかったっていうのが本音です。
矛盾点なんかいくらあったっていいんです。
芝居がうまいとかうまくないとか、そんなこと結局よくわかんないし。
ストーリーがどうとか、演出がどうとか、そんなことじゃなくて。

劇場から出たとき、走り出したくなるような、そんなわけわかんないエネルギーを感じたかった。



感じたことがあるんです。そんな力を。
走り出したくなるような感覚を味わったことがあるから、今回もそれを感じたかった。






多くの観劇したeighterさんのブログでの評判の高さにビビッて、この記事を上げるのをためらってました。
今読み返してみても、結構酷いこと書いてますしね。

でも、自分が感じたことだし。自分のための記録用にひっそりとあげておきます。
いつかこんな記事を書いたこともあったんだよ〜って笑い話にならないかな。
次に、章大が主演で舞台に立ったとき、その素晴らしさに走り出したくなる、あの感覚を味わえることを願ってます。

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